京都府内の私立高校専願者割合20.2%
大阪府公立中学校長会の発表によると、平成22年度入試において、大阪府内の受験生のうち、大阪府内の私立高校専願者の割合が過去最低の13.34%に落ち込んだようです。
愛知県18.4%(前年同期比0.7ポイント減)
兵庫県4.11%(前年同期比0.29ポイント減)
で、いずれも下がり、
京都府内の私立高校専願者の割合も20.2%と前年同期比0.2ポイント減となっています。
民主党政権によって推進される教育費の実質無償化政策。
2010年度から、公立高校の授業料は実質無償化になり、授業料は徴収せず、授業料相当額(生徒1人当たり11万8800円)を国から自治体に交付、一方、私立高校は、年収350万円以上の世帯には年額11万8800円を授業料相当額として助成し、年収250万円以上350万円未満の世帯は1.5倍の17万8200円、250万円未満の世帯は2倍の23万7600円とすることことが決まっています。
産経新聞には、東京私立中学高校協会の近藤彰郎会長のコメントが掲載されています。
「年収250万円で私立に通わせる家はほとんどない」として増額ラインの引き下げに疑問を呈す。
また、「高校無償化という制度そのものは否定しない」としつつ、「公立にはない所得制限が私立では実質的に行われている。義務教育なのに授業料がある私立中学はそのまま。やることが一貫していない」と批判する。
2010年度の公立・私立高校入試の動向から目が離せません。
私立4校、1週間ぶりに授業を再開
新型インフルエンザの国内感染者の拡大に伴い、休校措置をとっていた福知山市内の福知山成美高校、福知山女子高校、京都共栄学園高校、福知山淑徳高校の私立4高校は2009年5月25日、1週間ぶりに授業を再開しました。
これから休校によって延期になっていた定期テストの再指導や授業の遅れを急ピッチで取り戻します。
龍谷大学、高校と連携 推薦入学枠も設定
龍谷大学は 2009年5月1日、京都府の公立高校、私立高校と、高校大学連携に向けた包括協定を結んだと発表しました。
協定を結んだのは、京都府内の桂高校、北嵯峨高校、洛西高校、西城陽高校、城南菱創高校、花園高校など。
高校大学連携では、高校と大学の教員が教育上の課題を話し合う情報交換会、数学や理科などの高校教員研修講座、龍谷大が今年発行した高校生向け進路ガイドブック「逆引き学び発見ブック」などの教材の提供、高校での大学生の学校ボランティア体験などを進める。
また、龍谷大の全学部(7学部1短大)への推薦入学枠も設定されます。
授業料滞納者は「卒業させない」
全国私立学校教職員組合連合が、組合員がいる全国の私立高校に調査したところ、学費を納めない限り卒業させない方針の学校が7割近くあることがわかったと朝日新聞が報道しています。学費を納めない限り「卒業証書を渡さない」「進路に必要な卒業証明書を発行しない」といった姿勢で臨んでいる学校が多いそうです。
しかし、学校教育法施行規則は、校長が全課程を修了したと認めた者には卒業証書を授与しなければならないと定めており、文部科学省は「修了しているのに学費滞納だけを理由に卒業証書を出さないのは法令に違反する」と指摘します。が、私立高校としては、学費の滞納者が増大することによる経営逼迫の事情もあるでしょうし、全国的に対応をどうしていくかの考えていかないといけない問題でしょう。
全国私立学校教職員組合連合とは、私立の幼稚園・小学校・中学校・高等学校・専門学校(専修学校・各種学校)で働く教員・職員の労働組合の全国組織です。 40都道府県にまたがる組織で、組織人員は約2万人。
関西初!女子硬式野球部が誕生!
2008年のオリンピック大会で女子ソフトボールの金メダルは日本のオリンピック史上でも最も感動的なシーンだったといってもいいと思いますが、実は世界一に輝いた女子チームは、ソフトボールだけではなかったのです。
わかりますか? わからない?
世界一になったのは、女子野球日本代表チーム!! あまり知られていないようですが、2008年に愛媛県松山市で開催された第3回女子野球ワールドカップにて、女子野球日本代表が、悲願の金メダルを獲得したのです。
全国には野球をしたい「女子」が多くいます。ソフトも野球もきちんと実績もある。そこでもっと女子野球を盛り上げていきたい! それも関西からという私立高校が現れました。
2009年4月、私立福知山成美高校に女子硬式野球部が誕生しました。監督には、悲願の金メダルを獲得した日本代表のキャプテン長野恵利子さんを迎えて、関西初の高校「女子硬式野球部」のスタートです。
こうした取り組みはなかなか公立高校ではできません。まだまだ未知の女子野球。毎年春と夏の2回行われる女子の甲子園版「全国高等学校女子硬式野球選抜大会」の参加している高校のチームはまだ5校です。
しかし、しかし、これから福知山成美高校のような学校がどんどん出てくるでしょう。競技人口は多い野球です。ソフトボールとともに、広がっていったらいいなあと思います。
私立高校の授業料を無償に
京都府は、年収350万円未満の低所得世帯の生徒を対象に、私立高校の授業料を実質的に無償化すると決定しました。国の就学支援金に加え、府の補助金を学校に助成し、授業料を免除してもらう。
国の高校無償化制度案では、
年収250万~350万円未満の世帯に17万8200円
年収250万円未満世帯に23万7600円
の就学支援金を助成する予定。
これに上乗せする形で、府は同じ額を助成し、さらに残りの6分の5を補助。学校は6分の1を負担する。年収350万円未満の世帯には、府内の平均授業料64万円まで無償にするが、生活保護世帯や家計が急変した世帯は、全額を無償とする。
平成22年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況
私立高校で学費滞納が急増
全国私立学校教職員組合連合の発表資料によると、私立高校で3か月以上学費を滞納している生徒が、2009年上半期だけで4891人にも上っているそうです。
この調査は、全国私立学校教職員組合連合が32都道府県の中学高校462校のおよそ32万人の生徒を対象に行ったもので、これは、特に私立高校では全国の私立学校総数1321校の約25%の学校数・生徒数の調査となっています。
調査結果で挙げられている主な点としては、
・経済的理由で中退した生徒のいる高校数は報告校の4 2.5%(315校中134校)
・3ヶ月以上の滞納を抱えている生徒のいる学校は6 6.0%(315校中208校)
・経済的理由による中退生徒数は、315校で513人
・学費未納で卒業証書が保留となる学校が229校(高校)中、146校(64.0%)
2009年は昨年2008年年に比べても滞納率が深刻で、特にいわゆる「受け皿校」として機能している地方の私立高校で、経済的に追い詰めれているケースが増加しているということです。
私立中高生の経済的理由による退学と学費滞納調査事例
(九州ブロックC校より)
親のリストラなどにより学費を生活費に回さなければならないようになり、本人が学校を辞めて働かざるをえなくなった。
(九州ブロックa校より)
滞納生徒は、母子家庭あるいは両親がいても職についていなかったりと低所得世帯であったり、母子家庭で仕事を変わった、母子家庭で母親が体調を崩した、父親の仕事が変わったなどの事情。
(北陸ブロックA校より)
①親御さんが派遣会社のリストラにあう。仕事を求めて転住しなければならず、学校が 続けられなくなった。
②母子家庭で、保険会社の外交員のパートをしており収入が安定しない。市営住宅に住 んでおり小学校の弟がいてフルタイムがむずかしく、経済的な事情で中退した。
③現在は本校の3学年に在学中。国籍ペルー。家族は母親2人の兄と本人の4人。入学当時は、派遣社員として上越市内で働く長兄と本人が上越市営のアパートに住み、次兄と母親は富山県内で派遣社員として動務。家族内の3名に収入があるため県の授業料補助はH種。学費の3分の1と教材費を捻出するのにかなり苦労した。母親は本人1年生次の秋にうつ病になり治療のために母国ペルーに一時帰国。本人2年生への進級時の4月に母親再来日。 1年次の学費を完納できたのは、修学旅行の積立金(3ヶ月分程度)と本人のアルバイトと兄の援助による。母親と二人の兄は昨年末ころに派遣切りを受け家計収入はゼロになった。仕事がみつからないために母親は昨年末母国へ再度帰国。
事例はいずれも全国私立学校教職員組合連合の発表資料から紹介しています。
2008年度末私立高校 滞納・中退調査(高校県別)
私立高校生の授業料の補助制度を拡充
京都府は、2009年秋、親が失業するなどした世帯や生活保護受給世帯を対象に、私立高校生の授業料の補助制度を拡充します。
京都府は、授業料の全額免除を目指し、2009年度9月補正予算案に1億1800万円を計上しました。京都府はこれまで失業世帯などに授業料の4分の3を補助していましたが、京都府立高校の年間授業料と同額の年11万8千円を上乗せ補助する予定です。
なお、京都府内に居住し、京都府内の私立高等学校に在籍する生徒に対し、生徒の学費負担者の教育費負担を軽減するため、学校を通じて学費軽減補助金を支給しています。所得制限など支給のための要件について、詳しくは、京都府文教課まで問い合わせてください。
お問い合わせ先:文教課 電話 075-414-4520