平成20年度大阪府立高校入試日程

大阪府立の公立高校普通科は、2007年度よりこれまでの9学区から4学区に再編されました。受験生にとっては広い範囲から学校を選べる反面、人気校の倍率が上昇する心配がともないます。統合なども増え今後の入試制度にも注意が必要です。

 

2008年度大阪府立高校入試日程は以下の予定で実施されます

 

 前期入学者選抜

 

 学力検査等実施: 平成20年2月25日(月)

 面接実施: 平成20年2月26(火)

 合格発表: 平成20年3月3日(月)午後2時

  

 後期入学者選抜

 

 学力検査等実施: 平成20年3月17日(月)

 合格発表: 平成20年3月24日(月)午前10時

大阪府立公立高校後期入試 最終倍率平均1.19倍

大阪府内の公立高校後期入試の出願が11日締め切られた。全日制普通科の平均倍率は、昨年より0.02ポイント高い1.19倍。多部制単位制1・2部では、普通科1.18倍、総合学科1.38倍だった。通学区域が9学区から4学区に再編されて2年目の今年は、倍率1.70倍を越える学校もあるなど生徒に人気がある学校とそうでない学校の差が顕著に出た。

 

倍率が高かった高校

 

 旭高校   1.61倍

 春日丘高校 1.58倍

 寝屋川高校 1.44倍

 和泉高校  1.44倍

 

また、前期・後期入試で定員に満たず、2次募集を実施する高校が発表された。出願受け付けは25日午前9時~正午。2次募集する全日制の高校は次の通り。(後期入試の募集人員は未定)

 

【前期入試】大阪市立天王寺商業高校(英語14人) 能勢高校(総合学科1人)

【後期入試】普通科 西淀川高校(第1学区)   茨田高校(第2学区)

 港高校(第2学区)   泉尾高校(第2学区)

平成20年度公立高校後期入試倍率

大阪府教育委員会は10日、2008年度公立高校後期入試の出願状況を発表した。

全日制普通科の平均競争率は1.08倍。全日制普通科では、春日丘高校の1.55倍、旭高校の1.49倍が高かった。多部制単位制1・2部は、普通科が0.99倍、総合学科は1.13倍。出願締め切りは全日制普通科、多部制単位制1・2部が11日午後4時。

大阪府公立高校後期入試 進路希望調査結果

大阪府公立中学校校長会は5日、2008年度公立高校後期入試の進路希望調査結果を発表した。全日制普通科94校で、26996人の募集に対し、32139人が希望。競争倍率は1.19倍。

 

競争倍率が高かった高校

 

 和泉高校  1.75倍

 春日丘高校 1.73倍

 旭高校  1.71倍

 登美丘高校 1.69倍

 三国丘高校 1.51倍

 

大阪府公立高校後期入試の出願受付は3月11日までで、試験は3月17日に行われる。

平成20年度公立高校前期入試倍率 平均1.44倍

大阪府内の公立高校は、2008年度前期入試の出願受け付けを締め切った。府教委のまとめた平均倍率は1.44倍で昨年と同じだった。


学科別の平均倍率
普通科総合選択制1.41倍
普通科単位制1.75倍
専門学科1.41倍
総合学科1.48倍


府立高校入試の範囲拡大

文部科学省は、小中学校の新学習指導要領を、一部前倒し実施する移行措置案を発表した。理数教科を中心に行われ、中学理科でイオンなどが復活した。

増加する内容
中3理科:遺伝の規則性と遺伝子、イオン式、DNA、中性子

これに伴い理数教科の授業時間が増え、中学校の数学と理科の授業時間は09年度から3年で33%増やし、理数の授業時間増を行います。


授業時数は、中学では、21年度から1年の数学と3年の理科、22年度から3年の数学と2年の理科、23年度から3年の理科をそれぞれ4時間(現行はほとんどが3時間)に増やしますが、総合学習や、選択科目を削減するため、総授業時間数は現行と変わりません。

この指導内容が新たに増えることによって、大阪府の公立高校入試では、増加内容を順次出題する考えを示しているので、受験生の負担は増え、脱ゆとりに向けて本格的に動き出すことになります。


学区再編の影響は?

大阪府の府立高校普通科の通学区域が2007年、9学区制から4学区制に再編されました。区ごとの学校数にはばらつきがあり、府教育委員会は学校選択の不平等を解消することなどを目的に学区を見直しました。学区の再編は34年ぶり。
 
2007年入試では、新第1学区で旧第1学区のトップ校北野に人気が集まり、旧第2学区のトップ校だった茨木は相対的に倍率が低下。第2学区では大手前、第3学区で天王寺、第4学区で三国丘が新学区のトップ校としての地位を固めました。

一方で、茨木をはじめ第2学区の四條畷、第3学区の高津、生野、第4学区の岸和田の地位が相対的に低下。さらに旧学区のトップ校に続く2番手、3番手といわれていた学校も上位校難化の象徴のように相対差がついた。

この影響はトップ校にとどまらず普通科各校に及び、これからは学力による序列化が進むと予想されます。さらに私立高校への影響も大きく、2008年の入試においては、私立高校の志願者数が過去最低を記録しました。学区の撤廃という議論も一部ではあり、しばらくは府立高校をめぐる環境も激動しそうです。

教育日本一の目標どこへ

大阪府の橋下徹知事直轄の改革プロジェクトチームが発表した大規模な歳出削減を求める改革試案。私学助成の削減が内容に盛り込まれ、府財政の厳しさを映した容赦ない切り込みぶりに衝撃が広がった関係団体からは、反発や戸惑いの声が上がった。

「私学助成の削減は大阪教育の危機だ」。大阪私立中学校高等学校連合会は緊急の記者会見を開き、平岡正巳会長らが私学助成の削減を批判した。

私立清風南海中・高校の校長も務める平岡会長は「私学側は削減努力を重ねている。経常費助成が削減されれば授業料を値上げせざるを得ない」と厳しい表情。「教育日本一を目指す知事の方針に反するのではないか」と皮肉った。

さらに来年度から縮小する授業料の軽減助成を受ける私立高校生は、私学全体の半数近い約3万3700人(2006年度)。大阪私立中学校高等学校保護者会連合会の小林成共顧問は「知事は子供たちを笑顔にするという公約を守ってほしい」と訴える。全国各地の保護者からも「大阪の教育は大丈夫か」と心配する電話が絶えないという。

2008/04/01


親の無理難題、教師に手引書

学校に無理な要求や理不尽な苦情を寄せる保護者に適切に応じようと、大阪市教育委員会は、教職員マニュアルをまとめた。実際にあった“要望”と有効な手立てを紹介し、小中学429校の全教員に配る。地域のつながりが薄れ、不満のはけ口が直接教師に向くようになったとみる専門家も多く、「日ごろから対話を積み、信頼を深める相互理解が大切」という声も出ている。

大阪市教委によると、政令市で、こうしたマニュアルを作成したのは初めてという。

同市教委と市教育センターに寄せられた保護者からの苦情や問い合わせは約4000件(2005年度)。「ここ数年、少しずつ増える傾向にある」といい、学校に直接届くものは1校当たり1日2件程度になるという。

「部活動の練習着は学校で洗ってほしい」。苦情の中には「対応に苦慮し、授業など本来業務に支障が出るような過剰な要望も目立ち始めた」(市教委)という。

要求が通らないと、「登校させない」と訴える例を想定し、対応順に沿ったフローチャートを作成。児童相談所やPTAなどとの連携や、訴訟に発展しそうな場合に備えた手順も盛り込んだ。実際に起こった12事例と、解決策も記載した。

策定作業に協力した小野田正利大阪大大学院教授は冊子の中で「生活への不安や悩みから保護者が無理難題を突き付けるケースもある。電話で済まそうとせず、家庭訪問による対話などをして信頼を得ることが欠かせない」と指摘している。

2007年度から新学区

大阪府の公立高校普通科は、1973年以来府内を9つの学区に分けている。しかし、その後約30年間での普通科高校の増設(1970年代)、普通科高校の統廃合や総合学科・専門学科への改編(1990年代~2000年代)で、学区ごとに進学できる公立高校普通科の数に、大きなばらつきがでるようになった。


こうした流れから43年ぶりに大阪府教育委員会は、現行の9学区制を整理・改編し、学区改編を行うことを決め、いくつかの試案を出して検討を重ねたのち、2007年度から新学区での入試を決定しました。

現在の学区はこの2007年度に導入された新4学区で行われています。新学区は以下の通り。


新1学区:大阪市北部・豊能地域(旧1学区)、大阪市東淀川区・三島地域(旧2学区)
新2学区:大阪市西部・中心部・北東部(旧3学区)、北河内地域(旧4学区)
新3学区:大阪市東部・中河内地域(旧5学区)、大阪市南西部(6学区)、大阪市南東部、南河内地域、堺市美原区(旧7学区)
新4学区:堺市(美原区を除く)・泉州地域北部(旧8学区)、泉州地域南部(旧9学区)

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府立高校入試について
平成20年度大阪府立高校入試日程   学区再編の影響は?   2007年度から新学区   後期入試実施校と通学区域    
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平均競争率
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