大阪府の橋下徹知事直轄の改革プロジェクトチームが発表した大規模な歳出削減を求める改革試案。私学助成の削減が内容に盛り込まれ、府財政の厳しさを映した容赦ない切り込みぶりに衝撃が広がった関係団体からは、反発や戸惑いの声が上がった。
「私学助成の削減は大阪教育の危機だ」。大阪私立中学校高等学校連合会は緊急の記者会見を開き、平岡正巳会長らが私学助成の削減を批判した。
私立清風南海中・高校の校長も務める平岡会長は「私学側は削減努力を重ねている。経常費助成が削減されれば授業料を値上げせざるを得ない」と厳しい表情。「教育日本一を目指す知事の方針に反するのではないか」と皮肉った。
さらに来年度から縮小する授業料の軽減助成を受ける私立高校生は、私学全体の半数近い約3万3700人(2006年度)。
大阪私立中学校高等学校保護者会連合会の小林成共顧問は「知事は子供たちを笑顔にするという公約を守ってほしい」と訴える。全国各地の保護者からも「大阪の教育は大丈夫か」と心配する電話が絶えないという。
2008/4/1
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