2011年度入試 中3進路希望調査 私立高専願が22.29%
平成23年度入試における大阪府内の中学3年生を対象にした進路希望調査で、私立高校を専願で希望する生徒が2割を超え、過去10年間で最も多いことがわかりました。
調査によりますと、この春、大阪府内の私立高校を専願で希望する生徒はおよそ1万6000人で去年より5.7%余り増えました。
これは卒業予定者の22.3%にのぼり、過去10年間で最も多いということです。
専願だけで募集人員を超えたコースがある私立高は31校(前年度12校)で、併願を含む学校・コース別の倍率は、桃山学院のS英数(18.98倍)が最も高倍率となっています。
私立高校全体の平均倍率は2.76倍(前年度2.78倍)と前年よりも下がっていますが、予想以上に私学の専願者が多かったのは私立高校授業料無償化の適用拡大の影響が大きいようです。
大阪府では今年度から私立高校に通っている年収350万円未満の世帯について、授業料を実質無償化しています。来年度からはさらに助成を拡充し、年収610万円未満の世帯を無償、800万円未満の世帯も保護者の負担を年10万円に抑える方針を打ち出していて、助成への期待感が数字に現れたものとみられます。
2011年度の大阪府高校入試 公私間比率「7対3」弾力化合意
私立高校の授業料実質無償化策をめぐり、大阪府は9日、年収610万円未満の世帯の無償化に加え、800万円未満の世帯も保護者負担を年間10万円とする方針を明らかにした。対象は府内の中学3年生の7割にあたる約5万人。府は長年、7対3の割合で固定してきた公私間の定員の枠組みも見直し、学校間競争を促す方針だ。今後は受験生の流動化も想定され、受験地図が塗り変わる可能性も出てきた。
補助制度は受験生が経済的な事情によらず、公立、私立を選べる環境づくりが目的。大阪府では公私の共存策として、定員枠を20年以上にわたり公私の協議で7対3の割合で固定化してきたが、今回の補助充実で、公私間の競争条件がほぼ同じになったとして定員枠も撤廃する。
大阪の私立高校
大阪府の私学はそれぞれの創立の際の建学の精神をもとに、それぞれが独自の伝統と誇りを胸に、公立高校では果たしにくい教育、特色豊かな教育、画一でない、活力に満ちたユニークな教育を展開してきました。
しかし、近年橋下府知事による私学助成金の削減政策などにより、平成20年度の私立高校入試では、多くの私立高校が学費値上げをせざるを得ない状況になっています。
一方で、父兄からは負担の軽減が求められており、大阪府の私立高校では私立高校の学費が公立高校の2倍以上にならないよう経営改善の努力を行うとともに、国にも支援の要請を行っています。
大阪府の各私立小中高校が集う大阪中高連では、「大阪府下高校教育における機会均等学校選択の自由をめざして」と題した提案も行っているようです。
「大阪府下高校教育における機会均等学校選択の自由をめざして」の前文を少し紹介しましょう。
私ども「大阪私立中学校・高等学校連合会」はこの数年私学助成について議論を積み重ねて来た。しかし私どもは有効な処方箋を持たないまま現在に至っています。
現実によこたわる公私間公費支出格差、公私間学費負担格差・収容比率・私学専願生の減少・男女中卒生収容比率問題・府立高校の改革(特色化.多様化.個性化)(普通科総合選択制・総合学科・専門学科・昼間単位制・定時制・通学区の弾力化)・府財政難による私学助成の後退、(国水準への軟着陸) 特に最近の私学経営の悪化(大阪私学平均消費収支比率100%超過・専願率の低下30%→18%)は早晩社会問題化が取り沙汰される等多くのの問題点を抱え、その解決の方法を見出し得ないのが現状であります。
と出だしから非常に厳しい口調で現状の分析を行っています。
全国の各都道府県の私学協会の中では大阪府の大阪私立中学校・高等学校連合会は比較的積極的な提言を行っていますが、その具体策として、以下のように述べています。これをここにあえて紹介するのは、以下の文章に日本の私学の存在にかかわる点が指摘されているからです。
高等学校での公私間の格差は
A)健全な競合関係が成立せず教育が統制化され活性化しない
B)人材開発上大きな阻害要因となり
C) 階層社会を現出する要因となる
【多くの矛盾と問題点】
1. 大阪では毎年経済的理由(保護者の学費負担能力)により私学進学をあきらめている生徒が1万人以上います、全く進路保障の面からも由々しき事態が放置されたままであります。
2. この原因は公立生に80万円、私立生に35万円の公費(税)支出のアンバランスにより生じる現象であり、是正されない限り今後も続くと思われます。
3. 私立の保護者は公立生の教育費と私学学費の二重負担をしています。
4. 能力があるにもかかわらず、本人の責任ではない他の原因(主として保護者の経済的理由)により進路が阻害されています。
5. 公立中卒生の進路希望を無視した受け入れ計画(公・私、70:30)のため計画進学率が達成できません。
※公私間公費格差の是正がなされたら 公50:私50
現状 公1:私4.7(差額37万円)の格差では 公80:私20 (平成11年12月公立中進路希望調査)
6. 公立は税金で、私立は受益者負担でという二重基準は他に例を見ない基準であります。
日本高等学校教職員組合(日高教)の報告によれば、2008年度、全国の全日制の公立高校のほぼ4校に1校で、授業料などの滞納者が全校生徒に占める割合が5%を超え、そのうち、大阪府の高校では滞納者が42%にのぼる例も見つかったという報告がありましたが、大阪府は公教育・私学教育とも大きな分岐点を迎えているのは間違いないようです。
このサイトでは、こうした現状を踏まえ、大阪府の私立高校の情報をより詳しくお伝えしていきたいと思っています。
2010年度私立高校入試 2次募集実施校
2010年3月19日、大阪府内の私立高校28校で2次募集をすると発表されました。
2次募集 3月24日実施の私立高校
大阪国際滝井、好文学園女子、城南学園、建国
太成学院大、千代田、箕面学園
2次募集 3月25日実施の私立高校
興国、堺女子(前期)、相愛、明浄学院
大阪体育大浪商、大阪電気通信大、昇陽
関西福祉科学大、金光藤蔭、四條畷学園
精華、東大阪大敬愛
2次募集 3月26日実施の私立高校
東大阪大柏原、大阪女子、追手門学院大手前
近畿大泉州、金剛学園、星翔
2次募集 3月27日実施の私立高校
宣真、藍野学院短大付属藍野、樟蔭東
2次募集 3月30日実施の私立高校
堺女子(後期)
関西学院千里国際高等部
関西学院千里国際高等部の募集要項、入試日程、倍率です。
学科:普通
偏差値:58
募集性別:男女共学
募集定員:-名
関西学院千里国際高等部:帰国1月入試の2008年(平成20年)入試倍率は以下です。
受験者数:8名
合格者数:5名
実質倍率:1.6倍
関西学院千里国際高等部:帰国1月入試の2009年(平成21年)入試日程は以下です。
入学試験日:1/6
受験科目:作文
合格発表日:1/7
関西学院千里国際高等部:帰国春学期入試の2008年(平成20年)入試倍率は以下です。
受験者数:2名
合格者数:1名
実質倍率:2倍
関西学院千里国際高等部:帰国春学期入試の2009年(平成21年)入試日程は以下です。
入学試験日:3/19
受験科目:作文
合格発表日:3/19
関西学院千里国際高等部:一般の2008年(平成20年)入試倍率は以下です。
受験者数:19名
合格者数:8名
実質倍率:2.375倍
関西学院千里国際高等部:一般の2009年(平成21年)入試日程は以下です。
入学試験日:2/10
受験科目:3科目
合格発表日:2/11
2009大阪府私立高校の試験科目 その1
2009年2月10日に実施された大阪府の主な高校・学科の専願・併願の有無と試験科目は以下の通りです。
桃山学院高校 S英数
専願: 無 併願: 無 試験科目: 英・数・国・理・社
大阪桐蔭高校 普通
専願: 無 併願: 無 試験科目: 英・数・国・理・社
大阪青凌高校 普通
専願: 無 併願: 無 試験科目: 英・数・国・理・社
早稲田摂陵高校 普通
専願: 無 併願: 無 試験科目: 英・数・国・理・社
関西大倉高校 普通
専願: 無 併願: 無 試験科目: 英・数・国・理・社
四天王寺高校 普通
専願: 無 併願: 無 試験科目: 英・数・国・理・社
上宮太子高校 普通
専願: 無 併願: 無 試験科目: 英・数・国・理・社
2009大阪府私立高校の試験科目 その2
2009年2月10日・11日に実施された大阪府の主な高校・学科の専願・併願の有無と試験科目は以下の通りです。
清教学園高校 普通
専願: 有 併願: 有 試験科目: 国・英・数・社・理
精華高校 普通
専願: 有 併願: 有 試験科目: 国・英の2教科と数・社選択の3教科
金光ハ尾高校 普通
専願: 有 併願: 有 試験科目: 国・社・数・理・英
金光大阪高校 普通
専願: 有 併願: 有 試験科目: 国・社・数・理・英
東海大学付属仰星高校 普通
専願: 有 併願: 有 試験科目: 国・社・数・理・英
2011年度私立高校入試 過去問
平成23年度受験用です。私立高校、公立高校を受験する中学3年生、保護者の皆様のもっとも知りたい情報やデータを掲載。特に公立、私立とも各校の入試での学力レベルを偏差値で表示。綴じ込みの実践問題(模擬テスト)で合格の可能性を自己判定できます。23年度受験用として本年度も数万人からの追跡調査による合格基準偏差値をきわめて正確に割り出しています。
その他、各私立高校の入試問題も手に入れておきましょう。入試問題の過去問は時期によっては非常に入手しづらくなってきます。早めに書店やネットで在庫を確認しましょう。
2010年度入試では公立と私立の両者の定員割合は崩れる
大阪府は、2010年度の公立高校の授業料無償化や不況による公立高校への志願者増をにらみ、平成22年度の公立高校(全日制)の入学定員を約1000人増員する方針を固めました。
公立高校の増員は大阪府内の全日制公立高校167校のうち、競争倍率が高まる可能性のある高校で実施する予定で、11月中に詳細が決まります。
しかし、大阪府内では、公立高校と私立高校の共存を図るため、公私間の定員割合を7対3としてきた経緯があり、今回大阪府がこの原則を崩すことになること、また、私学助成の廃止などによって、2009年度から私立高校が相次いで学費値上げを強いられたこともあり、今回の大阪府の対応は私学関係者からの反発も予想されます。