大阪府内の私立高校で抗体検査実施
新型インフルエンザに感染しながら発症していない「不顕性(ふけんせい)感染者」を特定して、詳細な感染ルートを解析するため、大阪府が集団感染が起きた大阪府内の私立高校で抗体検査を実施する。
200人程度の生徒や保護者らを対象に8月にも実施する計画。府によると、発症していない人に対するこうした規模の抗体検査は全国初という。得られたデータは、秋以降に懸念される新型インフルエンザの「第2波」に向けた行動計画に反映させる。
対象校は、計111人の生徒と家族、教員が感染した関西大倉高校(大阪府茨木市)。
大阪府、休校解除
大阪府は「急速な感染拡大は休校措置で防止できた」として大阪府内全域で2009年5月18日から続けていた
中学と高校の一斉休校を解除し、5月25日から再開することを決定しました。大阪市も同様に市立学校の5月25日からの再開を決めました。
大阪府によると、大阪府内では1日あたりの発症者数が、5月17日の約30人をピークに急速に減少しているとのことです。
私立関西大倉中学・高校が学校を再開
新型の豚インフルエンザに103人が感染した大阪府茨木市の私立関西大倉中学・高校が、半月の休校をへて、2009年6月1日に学校を再開します。
休校中も学校への誹謗中傷が相次いだ関西大倉中学・高校、生徒の心のケアとともに、半月の休校で遅れたカリキュラムや修学旅行などの学校行事などこれから取り戻していきます。
関西大倉中学・高校では、休校した分の授業は、夏、冬、春の長期休みを計2週間縮めて確保し、予定していた中3の修学旅行は延期して実施するよう調整しているとのことです。
新型インフルエンザ、私立高校校長が会見
新型インフルエンザの詳細(PCR)検査で、2年の女子生徒(16)ら8人の陽性反応が確認された大阪府茨木市内の私立高校「関西大倉」は2009年5月16日夜、校長らが会見しました。
今月11日から特定のクラスで体調不良を訴える生徒が増えたが、従来型のインフルエンザと認識していたことを明らかにした。
私立高校「関西大倉」によると、5月11日に高校2年のクラスで生徒2、3人が欠席。12日は欠席者が12人に増加。13日から15日まで学年閉鎖を決定した。同校は13日午前に府と茨木保健所に学年閉鎖を報告。「新型の疑いはないのかと聞かれたが、症状を訴えている生徒に海外渡航歴がなく、保護者からの連絡で従来型と聞いていた」と釈明したようです。
また、39人の新型インフルエンザ感染が確認された大阪・茨木市の私立関西大倉高校で、剣道部が5月4日に神戸市の兵庫県立神戸高校と試合を行っていたこともわかりました。今のところ、39人の中に剣道部員はいないそうです。
新型インフルエンザで大阪府、中学校高校1週間休校へ要請
2009年5月18日 厚生労働省は5月17日、新たに大阪府や兵庫県で高校生や教諭、小学6年の女児ら計84人の新型インフルエンザ感染が、国立感染症研究所の確定検査などで新たに確認されたと発表しました。
成田空港での水際の検疫で見つかった4人を含め、国内で確認された感染者は2府県の計96人。また感染拡大を受け、2府県で公立の小中高や保育所・幼稚園など少なくとも1000校・園の臨時休校が決定しました。
同じ学校の生徒や教諭が複数感染しており、学校単位で集団感染が起き、周辺に広がりつつあるとみられる。大阪府の橋下徹知事は18日、大阪市と堺市を除く府内の中学・高校を同日から7日間休校するよう要請することを明らかにした。
96人の感染者のうち16日に確認された8人には、行動をさかのぼった調査が終了し、家族など計161人の濃厚接触者を把握した。感染拡大防止のため、感染者に最後に会ってから数えて7日間の自宅待機を要請。その間、保健所から電話をかけ健康観察をする。
大阪府や大阪市によると、私立関西大倉高校・中学(茨木市)の生徒37人とその妹2人、講師1人の感染が確認。大阪府八尾市の市立小6年の女児(11)も感染が確認された。女児はほかの感染者と関連性がなく居住地も離れており、府は「重視すべきケース」としている。
関西大倉高によると、発熱などのため今月に入り16日までに、生徒91人と併設の中学の生徒52人の計143人が欠席。また、教諭5人も発熱などの症状を訴えているという。このため同校は23日まで学校閉鎖することを決めた。これらの生徒は大阪、兵庫、京都の3府県に居住しているが、うち京都府在住の5人は陰性だったことが判明した。